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将来、何をして生きていけばいいのか。
人生で絶えないもの、悩み。仕事と生活と顔面突き合わせて頭を使うことをやめたくない。悩める僕たちのそばにいてくれる本がここにあります。
送料は330円均一です。おまとめがお得です。
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孤独への道は愛で敷き詰められている
¥1,760
アラフォーの柳田譲の前に現れた三人の女との出会いと別れ。愛を求め、また与えようとして却って孤独へと突き進んでしまう魂の悲哀を描く太宰治賞受賞後第一作! 西村 亨(にしむら・りょう):1977年鹿児島県生まれ。東京都在住。鹿児島県立鹿児島水産高等学校卒業。2023年、「自分以外全員他人」で第39回太宰治賞受賞。同年、南日本文化賞奨励賞を受賞。
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世の人
¥1,870
「三回目の逮捕の後、もう本当にダメかも知れない、という気持ちと、確実になった刑務所生活を一秒でも短くしたいという気持ちから、ダルクに通所することにした。アルバイトとダルクを両立させていること(社会生活に問題がなく薬物依存を認めその治療にあたっていること)、家族、友人との関係が良好であること(社会的な受け皿があること)が、裁判において有利に働くらしいということをプッシャーの友人に教えてもらったからだった。」(本文より) 引いても押しても地獄ならってとことん逃げて、でもこんなところにたどり着かなくてもいいやんなあ。 目次 ダルク体験記 土井さん へらずぐち 世の人 中 糸糸糸 道の店 「ただいま」 肉食べる? マリヲくんまた 熱海 向こう岸 マリヲ (マリヲ) (著) 1985年、大阪府生まれ。本名・細谷淳。阪急淡路駅近くの自転車店・タラウマラを2022年いっぱいで退職。ラッパー。
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第七の男
¥3,080
ジョン・バージャー(1926-2017)──小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の"ストーリーテラー"が、今から50年前に放った鮮烈なドキュメンタリー。欧州の移民問題を扱い、新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」、待望の初訳! 最も政治的で、最も先鋭的で、 最も激しい告発をもって、 最も気高い人間性を証明する。 ジョン・バージャー。 私たちが最も長く愛する作家 。 ──キム・ソヨン (詩人/『数学者の朝』『一文字の辞典』ほか) ジョン・バージャーは、わたしが親密な繋がりを感じる作家のひとりです。 彼の作品は、美と政治の双方に深く関わっているからです。 ──レベッカ・ソルニット (作家・批評家/『ウォークス』『オーウェルの薔薇』ほか) 文章をもって世界の見方を 一変させてしまう作家は数少ない。 バージャーは、そのひとりだ。 ──ジャーヴィス・コッカー (音楽家) バージャーの作品には、 愛と、芸術と、政治と歴史をめぐる洞察が つねに折り重ねられている。 ──アリ・スミス (作家/『春・夏・秋・冬』4部作、『両方になる』ほか) 現代英文学において、 バージャーは比類なき存在だ。 ロレンス以降、わたしたちの感覚世界に これほど配慮しながら、良心をめぐる重大事に 応答した作家はいない。 ──スーザン・ソンタグ (作家・批評家) バージャーのおかげで、世界は住みよくなった。 ──アルンダティ・ロイ (作家/『小さきものたちの神』『帝国を壊すために』ほか) ジョン・バージャー(著)ジャン・モア(写真)金 聖源(翻訳)若林恵(翻訳) 発行:黒鳥社
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『忘れられた日本人』をひらく 宮本常一と「世間」のデモクラシー
¥1,760
SOLD OUT
政治学者・畑中さんと編集者・若林さんによる、「忘れられた日本人」をめぐる再読の旅。 民主主義ってなんだろう、本当に実在するんだろうかと思っている人にいったん読んでもらいたい。僕たちの社会の中にある民主主義の亜形態のようなものを発見できるかもしれない。 --- 宮本常一は民主主義の理論家だ!──宇野重規(政治学者) 不世出の民俗学者・宮本常一の主著のひとつであり、今なお愛され読み継がれる『忘れられた日本人』。そこに描かれた日本人の姿を、ノスタルジアや復古主義に陥ることなく、グローバリズムとナショナリズムとが錯綜する21世紀の世界のなかにいかに価値づけ、その可能性をひらくことができるのか。民俗学者・畑中章宏と編集者・若林恵が、「忘れられた日本人」の新たな姿をさがす、寄り道だらけの対話篇。 『宮本常一:歴史は庶民がつくる』『感情の民俗学』(畑中章宏)と『実験の民主主義』(宇野重規+若林恵)の必読副読本!
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ヒッピーの教科書
¥1,980
SOLD OUT
『Spectator』44号(2019)所収のまんが記事「ヒッピーの歴史」が、ハードカバーになって帰ってきました。ヒッピームーブメントの歴史や、今の時代への潮流がわかりやすくまとまっており、多くの人が参照していたにも関わらず絶版で古書は値上がり。待ちに待った復刊! --- 1960年代にアメリカ社会を揺さぶったヒッピー・ムーヴメントのはじまりから現代への影響までを「学習まんが形式」で、わかりやすく解説。MAP・用語解説・文献ガイドなどの書きおろし記事を加えて再編集した永久保存版です! 原作 赤田祐一(スペクテイター編集部) 作画 関根美有 ◆目次 ヒッピーとは何者か? ビート・ジェネレーション 1945-1962 ヒッピーの誕生 1963-1969 ヒッピーの影響 1970-1973 ヒッピーの現在 1974-2024 ◆書きおろし ヒッピーに影響を与えた先駆者たち サンフランシスコできごとMAP ヒッピー用語解説 人物名鑑 必読文献ガイド 本体価格 1,800円+税/112頁 /B5変型/ハードカバー上製本/1C+4C
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【+1 送料無料】婦人画報 2023.11 坂本龍一特別版
¥1,300
当店が掲載されている「婦人画報 2023.11号」 表紙が読んでる教授の特別版! ⭐︎オンラインストアでこちら+1冊買っていただいた方には送料無料でお届けします(カートにもう一冊入れていただいた上で、送料オプションで「送料無料キャンペーン」をご指定ください!それ以外の場合は通常の送料を頂戴します。)
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WORKSIGHT[ワークサイト]19号 フィールドノート 声をきく・書きとめる Field Note
¥1,980
SOLD OUT
さまざまな角度から考える「声を聴くこと」 複雑化する世界をリサーチし、表象し、対話することの困難を見つめつつ、可能性を探る。人類学者達のノート論(足羽與志子/安渓遊地/大橋香奈/松村圭一郎)、哲学研究者・永井玲衣さんに教わる「人に話を聞く」5つのポイント、音楽家D・トゥープへのインタビューから、声を聞くこと・書き留めることを考えます。 ◉巻頭言 ノートという呪術 文=山下正太郎(WORKSIGHT編集長) ◉スケーターたちのフィールドノート プロジェクト「川」の試み ◉スケートボードの「声」をめぐる小史 文化史家イアン・ボーデンのまなざし ◉ノートなんて書けない 「聴く・記録する・伝える」を人類学者と考えた 松村圭一郎・足羽與志子・安渓遊地・大橋香奈 ◉人の話を「きく」ためのプレイブック 哲学者・永井玲衣とともに ◉生かされたレシピ 「津軽あかつきの会」の営み ◉野外録音と狐の精霊 デイヴィッド・トゥープが語るフィールドレコーディング ◉それぞれのフィールドノート 未知なる声を聴く傑作ブックリスト60 ◉ChatGPTという見知らぬ他者と出会うことをめぐる混乱についての覚書 文=山下正太郎
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WORKSIGHT[ワークサイト]23号 料理と場所 Plates & Places
¥1,980
SOLD OUT
あの時、あの場所で食べた、あの料理。料理を媒介として、あなたは時間と空間と直接つながる。ラジカルなまでにローカルで、多元的で、分散的な「食」の世界は、自律分散社会のダイナミックな実践の場だ。料理を通して見た人間世界は、昔も今も、そして未来も、奔放で、豊かだ。世界14か国から届いたエッセイとブックガイド
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ここで唐揚げ弁当を食べないでください
¥1,000
SOLD OUT
自分のことが嫌いになる瞬間ってありますか? 僕はあります。 例えば、理想の自分と違うことをしちゃった時。 困ってる人を見て、何もできなかった時。 正しくないってわかってても何もできない時。 どうしてもしたくなって、それは世の中から批判されてしまうことだからぐっと我慢する時。 我慢できなくてしちゃって、誰かから怒られた時。 何も考えてなかった自分を知る時。 自分何してるんだろうって思う時。 そういうのって、あるじゃないですかー、やっぱり生きてたら。 それでも僕たちって生きていってる、不思議だけど。そこに理由の有無はおいといて、です。 だから僕たちってうまーくやっていかないといけないんですよ、世の中クソだって思っても、うまくいかねーなーって思っても、都会に揉まれても、どんなにやっていけなくても、ここで唐揚げ弁当を食べないでください、と言われても。 そんなことを考えてたら、こんなに人間らしく生きている自分がどうにも愛おしくなってくるんです。 そんな本を入荷しました。 彼女の生活が詰まった、エッセイです。 小原晩さんの一言を添えて、拙い紹介を終わります。 とても素敵なエッセイに出会えたことを嬉しく思います。本当にありがとうございます。 「一生懸命生きれば生きるほど空回りするすべての人に捧げます。」
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【カセットテープ】COLTECO - SUKIYAKI DISCOTEQUE
¥1,880
SOLD OUT
福岡発のジャパニーズ コズミック ディスコバンド・COLTECOが2021年にリリースしたアルバム。心地よいアジアの雰囲気、スタイリッシュな電子音に腰も頭も揺れちゃう。試聴はInstagramまで(https://www.instagram.com/p/CgbXMxeO82L/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)。 数量限定のため発送が遅れる場合があります。ご了承ください。 01 COZMICO 02 KONCHIWA 03 SUKIYAKI DISCOTECA 04 KITSUNEPOLYPHONIC 05 CHOCORATE 06 SHIRAKUMO 07 MINAMO feat.plastic kid 08 OCHOBOSAN 09 PIKORIKO PLANET 10 HIGURASHI 11 HATSUKOIAZAMI 12 RURAL 13 OH YEAR
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【レコード】Qantikala - MuchaMuchaM
¥4,400
SOLD OUT
Qantikala - MuchaMuchaM(LP Vinyl) A1 Pulau 2:01 A2 Bing Long Moon 3:00 A3 Mai Pen Rai 3:32 A4 Ping Pong Palm 2:48 A5 Onsen Moku Moku 1:48 A6 Asadoya Yunta 2:00 B1 Cham Cham Club 3:26 B2 Sama Sama 2:57 B3 Riango Pongo 3:19 B4 Mapania 2:16 B5 Kalavinka 3:36 4400円(taxin) レーベル:Special 10 Records 型番:SP10-004 年:2024 発売日:7/31 ■キャッチコピー 先行7inchは即完売!DJ KOCO aka SHIMOKITAプレイのメロウ台湾ブレイクス"Bing Long Moon"収録のMuchaMuchaM 1stアルバムが待望のLP化!福岡のインディーソウルレーベルSpecial 10 Records第四弾リリース! ■作品紹介 2024年3月に先行7inchと配信アルバムをリリースし、本格的にベールを脱いだ福岡在住のアジアンエキゾバンドMuchaMuchaM(ムチャムチャム)。 本作"Qantikala"は、日本国内は勿論のこと、海外でも話題を呼んでいる。安里屋ユンタカヴァーA6をはじめとする日本とアジアの伝統的な音楽に由来するメロウ楽曲と、LIVEでも盛り上がりをみせるA-3やB-1のような反転してダンス楽曲のモダンさのバランスが、1stアルバムとは思えない作品の完成度を裏付ける。 全曲インストゥルメンタルながらも"唄心"あるギターの音色は、どこか懐かしさを感じさせ、ある時は沖縄の海辺へ。ある時はバンコクの雑踏へ。ある時はマレー島のジャングルへと聴く者を誘う。 MuchaMuchaMを主宰するShogo Satoによるアナログリマスタリングと、福岡を拠点とするイラストレーターTOYAMEGによるジャケットの表裏イラストにも着目して欲しい。
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Turn Signal - 岩崎桃子(7inch Vinyl)
¥1,980
SOLD OUT
【岩崎桃子 新作レコード 予約受付】 シティになりきれない僕らには、能天気なやつが一生思いつきもしないような詩ごころが必要なのです。 我らが岩崎桃子の新作7インチレコードの予約を受け付けます。 発売は7月とちょっと先ですが、A面は実はもうサブスクで聞けますのでチェックよろしくお願いします。 B面は聞いてみてからのお楽しみ。グルスポさんの心地よいアレンジが癖になります! 快く卸してくださったSpecial 10 RecordsのSohkiさんありがとうございます。今後も同レーベルのVINYL・TAPEを取り扱う予定ですのでこちらも注目! —— Turn Signal - 岩崎桃子(7inch Vinyl) Side A : Turn Signal Radio Edit Side B : Turn Signal grooveman Spot Remix 1980円(taxin) レーベル:Special 10 Records 発売日:2024/7/17 福岡のインディーソウルレーベルSpecial 10 Records第三弾リリースは、気鋭のシンガー岩崎桃子の和製R&B名曲7インチ!SIDE Bのgrooveman Spot Remixでは、より洗練されたネオソウルに進化を遂げる。 福岡在住の気鋭のシンガー岩崎桃子。彼女の声には、強さと弱さの両方が顔を出し、リスナーに寄り添うような心地良さを感じる。 今回Lone Brush_EiiCHiとの共作である和製R&B名曲”Turn Signal”が7インチシングルレコード化。SIDE Bには、原曲をより洗練させたネオソウルに昇華させたgrooveman Spot Remixを収録。 ジャケットは福岡のグラフィックデザイナー/音楽家 Hotaka Kojimaが担当。
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現代人類学の基礎体力《ストレッチ》の『記録』 2024年6月号 キャプションー写真ー民族誌
¥500
SOLD OUT
「民族誌の適切なキャプションとは?」という問いから始まったZINE。 作者は、学術出版社の編集者でありながら、大阪大学博士後期課程に所属し自らも民族誌を執筆する韓さん。『文化人類学』という学術雑誌の規定に、民族誌内の写真のキャプション(下部につける説明書き)の制限がないことに気づく。 写真展や写真集のキャプションと異なり、アカデミックに伝えなければならないことがある一方で、秘伝のタレのように明文化されないキャプション技術を要する(人類学そのものが秘伝のタレになっているというのは今回は置いといて)。 写っているものを端的に箇条書きすればいいということではない。また写真そのものについて考えると、それは民族誌を記述する調査者自身のパースペクティブである。写真は身体的な制限と技術的な制限を受けるが、撮影者はその中で自分の伝えたいことを過不足なくフレームに収めようとする。思わぬピントの当たり方、映り込み。ワークショップの中で、このようなことも考慮に入れてキャプションをつけるとなると想像以上に大変だということがわかっていく。登場する人類学者たちは、お互いの写真にキャプションをつけることを通して、キャプションが写真のフレームそのものを広げ、民族誌的記述さえも広げてしまうような可能性を発見する。 全てを通して読むと、わずか数ページとは思えないボリュームに驚かされました。「人類学の論文の、民族誌の、キャプションの付け方」という一見ニッチすぎるテーマは、写真論をはじめとする制作全体への広がりを抱えた結論に帰着します。さすが、二つの肩書きを行き来する韓さんならではの仕上がりです。人類学に関心のある方でなくとも興味深いものだと思います。
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小さき者たちの
¥1,980
私は日本のことを、 自分たちのことを何も知らなかった。(「おわりに」より) 水俣、天草、須恵村… 故郷・熊本の暮らしの記録を初めて解く。 現代の歪みの根源を映し出す、 今を生きる人たち必読の生活誌。 世界を動かしてきたのは、 いつも、小さき者たちだった。 はたらく、まじわる、くに… 消えかけていた声を拾い、 紡いだ、渾身の二一編。 気鋭の人類学者の新たな代表作 本書では、私が生まれ育った九州・熊本でふつうの人びとが経験してきた歴史を掘り下げようとした。とくに私が地元でありながらも目を背けてきた水俣に関するテキストを中心に読みこみ、自分がどんな土地で生を受けたのか、学ぼうとした。そこには日本という近代国家が民の暮らしに何をもたらしてきたのか、はっきりと刻まれていた。(「はじめに」より) 目次 Ⅰ 水俣1 一、はたらく 二、おそれる 三、いのち 四、まじわる 五、うつろう 六、かかわる 七、うえとした Ⅱ 水俣2 八、やまい 九、こえる 一〇、うつしだす 一一、ひきうける 一二、たちすくむ Ⅲ 水俣3 一三、ねがい 一四、たりない 一五、かお 一六、あいまみえる Ⅳ 天草 一七、こえ 一八、くに Ⅴ 須恵村 一九、いのる 二〇、おとことおんな 二一、みえないもの 松村圭一郎 (マツムラケイイチロウ) (著/文) 1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『うしろめたさの人類学』(第七二回毎日出版文化賞特別賞)、『くらしのアナキズム』(以上、ミシマ社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『これからの大学』(春秋社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)。
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みんなたいぽ
¥2,200
パンクバンドGEZANのフロントマン、マヒトゥ・ザ・ピーポーと 国内外で注目を集め続ける絵本作家、荒井良二による、初のコラボレーション絵本。 パンをぬすんだ。ひとをぶんなぐった。ひどいことばで傷つけた。 「ろうやで はんせいしなさい」 そう言い放つおまわりさんに、みんなが語ったのは? みんなをたいほした先に、待っていたのは…? 貧困、差別、孤独… 現代のさまざまな境界を揺るがし受け止める、 新たな傑作絵本がここに。 マヒトゥ・ザ・ピーポー (マヒトゥザピーポー) (著/文) 2009年バンドGEZANを大阪にて結成。作詞作曲をおこないボーカルとして音楽活動開始。うたを軸にしたソロでの活動の他に、青葉市子とのユニットNUUAMMとして複数枚アルバムを制作。近年では寺尾紗穂のアルバムに参加するなど、コラボレーションも多岐にわたり、映画の劇伴やCM音楽も手がける。国内外のアーティストを自身のレーベル十三月でリリース、ものの価値を再考する野外フェス、全感覚祭を主催。著書に『銀河で一番静かな革命』(幻冬舎)、『ひかりぼっち』(イースト・プレス)がある。初めて監督・脚本を務めた映画「i ai」が2023年に公開予定。 荒井良二 (アライリョウジ) (イラスト) 1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』で日本絵本賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督を務めるなど、その活動の幅を広げている。
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野生のしっそう
¥2,640
知的障害があり自閉症者でもあるが、さまざまな鋭さをもった兄。障害がないとされているが、さまざまないびつさをもった弟(著者)。世間には、この兄と弟を切断する「ものの見方」があたりまえに存在する。 しかし、その分断をすり抜けてしまうある出来事が起こった。 2021年3月、緊急事態宣言の下、兄は突然しっそうする―― どこへ向かったのか? なぜしっそうしたのか? その道筋を辿りながら見えてきたのは、兄の「たたかわない」術だった。 外なる他者、遠くの他者を扱ってきた文化人類学に、あらたな道を拓く実践の書! 「障害とともにある人類学」から始まり、「内なる他者」を対象とした人類学へと展開する、あたらしい学問のあり方。 装画・挿画 岡田喜之 目次 はじめに しっそうのまえに 第一章 沈黙と声 たたかわないこと、しっそうすること/三月下旬 午前二時半に走り出す/カタリナの構え/黙禱と叫び 1/黙禱と叫び 2 第二章 蜜柑のはしり ズレと折り合い/いくつかの死と/いくつもの死と/対面とリモート/夏みかんのしっそう/贈与のレッスン 第三章 世界を攪乱する、世界を構築する ボランティアのはじまり/満月とブルーインパルス、あるいはわたしたちのマツリについて/路線図の攪乱 1/路線図の攪乱 2/トレイン、トレイン 第四章 急ぎすぎた抱擁 父とヤギさん/眠る父/転倒の先/失踪/疾走/旋回としっそう/燕(つばくら)の神話 最終章 春と修羅 むすびとして うさぎのように広い草原を 猪瀬浩平 (イノセコウヘイ) (著/文) 1978年埼玉県生まれ。明治学院大学教養教育センター教授。専門は文化人類学、ボランティア学。1999年の開園以来、見沼田んぼ福祉農園の活動に巻き込まれ、様々な役割を背負いながら今に至る。著書に、『むらと原発――窪川原発計画をもみ消した四万十の人びと』(農山漁村文化協会)、『分解者たち――見沼田んぼのほとりを生きる』(生活書院)、『ボランティアってなんだっけ?』(岩波ブックレット)などがある。
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桃を煮るひと
¥1,760
衝撃のデビュー作『わたしを空腹にしないほうがいい』から5年。 小説、エッセイ、絵本、児童書、歌集…多方面で活躍する気鋭の作家が、 満を持して、2作目の「食エッセイ集」を解禁。 日経新聞「プロムナード」(2022年7月~12月)に掲載されたエッセイに、 書き下ろしをたっぷり加えた、珠玉の41編。 くどうれいん (クドウ レイン) (著/文) 作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、『わたしを空腹にしないほうがいい』(BOOKNERD)、『うたうおばけ』(書肆侃侃房)、『水中で口笛』(左右社)、『氷柱の声』『虎のたましい人魚の涙』(以上、講談社)、『プンスカジャム』(福音館書店)、『あんまりすてきだったから』(ほるぷ出版)がある。
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武器としてのヒップホップ
¥1,540
ダースレイダー 著 ヒップホップは逆転現象だ。病、貧困、劣等感……。パワーの絶対値だけを力に変える! 自らも脳梗塞、余命5年の宣告をヒップホップによって救われた、博学の現役ラッパーが鮮やかに紐解く、その哲学、使い道。 DJのように過去と現在をつなげ、MCのように混沌を乗りこなせ、 スクラッチは自分だけが世界に刻む新しい音だ! 1973年のアメリカの手作りパーティから始まったヒップホップは、今、世界でもっとも聞かれる音楽ジャンルだ。ヒップホップは、常に前提を問う。お前は誰だ? お前は今どこにいるんだ? どこから来たのか? どこへ行くのか? 繰り返されるこれらの問いが世界の流れを知覚させる。 「The MC」「Break 」「 Beat」「Loop」……28のヒップホップ用語を軸に、逆境の乗り越え方、隙間をつく思考法、日常の目の付け所など、ヒップホップの精神とともに、閉じ行く社会のなかで、瓦礫を搔い潜る生き方を伝授する。
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【復刻版】書を捨てよ、町へ出よう
¥3,960
1967年刊行の名著初版を完全復刻! 装幀・レイアウト・イラストは横尾忠則 <復刻版特別付録> 1967年公演『毛皮のマリー』『大山デブコの犯罪』の復刻チケット付き(リソグラフ印刷) 1967年に芳賀書店より刊行された寺山修司の『書を捨てよ、町へ出よう』。 初版本のブックデザインは横尾忠則。 寺山修司のテキストの合間には横尾忠則のコラージュ作品が多数収録され、文芸書の枠を超えたアートブックともいえる一冊。 寺山没後40年を記念して、文庫版未収録の作品も当時の内容そのままに完全復刻。 *本文左頁の上隅にあるカットは、ページをめくっていくとアニメーションのように動くパラパラ漫画になっています <主な内容> モナリザ <カバー④>……横尾忠則 下着の風景 <カバー①>……横尾忠則 ザ・シュージーズ <見返し①>……横尾忠則 雪村いずみのいる風景 <見返し②>……横尾忠則 二人の女 <表1>……横尾忠則 青年よ大尻を抱け……寺山修司 足時代の英雄たち……寺山修司 【特別とじ込付録】私自身の私的自叙伝……寺山修司 自由だ、助けてくれ……寺山修司 不良人間入門……寺山修司 ①不良少年入門/②家出少年/③モダンジャズ入門/ ④歌謡曲人間入門/⑤アソビ学入門 口から出まかせの恋愛論……寺山修司 ①恋の値段/②デートの申込み方/③恋人になる資格/ ④浮気考/⑤純潔について/⑥恋は錯覚だ 三文エロイカ……寺山修司 喜劇俳優/プロレスラー/流行歌手/競輪選手/ 美人スター/プロボクサー/漫画家 痩せた日本人のための書……寺山修司 現代悪人論/栄光何するものぞ/壮大な性の音楽を 行きあたりばったりで跳べ……寺山修司 子守唄はウソつき/棺桶が歌った/お母さんの死体の仕末/ 醒めて怒れ/BEAT,BEAT,BEAT/KISSOROGY/ ある日、突然に/つまずきと冒険/だれのための毒薬 スポーツ無宿……寺山修司 二人の女/草競馬で逢おう/競馬のメフィスト/ああ 日本海/ クリフジはいずこに/屠殺場の英雄/野球少年エレジー/空想打倒試合の巻/天皇賞その日/さすらいの切手/三分三〇秒の賭博/馬の性生活白書/片目のジャック 【著者プロフィール】 寺山修司(てらやま・しゅうじ) 1935年、青森県生まれ。劇作家、映画監督、詩人、歌人、競馬評論家。54年にチェホフ祭で短歌研究新人賞特選を受賞、67年には演劇実験室「天井棧敷」を結成。多岐にわたる独自の表現活動は、日本のみならず海外でも高く評価されている。83年、47歳の若さで急逝。 (トゥーヴァージンズ公式サイト https://www.twovirgins.jp/book/syowosuteyo/ より)
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それでも食べて生きてゆく 東京の台所
¥1,870
《Truth is stranger than fiction.》 これまで何故フィクションをあまり読んでこなかったのか自分でも分かっていなかったんですが、この本を読んで思うのは、現実ほど切迫するものはないということです。そういうことか。 東京という狭いところで台所が持つ懐の広さ。 ヒトと台所が絡み合う20を超えるエピソードが収録されています。 前回入荷したときには即完だったのでお早めに。
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【USED/コンプリート】ドイツ語版ドラゴンボール
¥8,910
55%OFF
55%OFF
ドイツ語版ドラゴンボール、全42巻セットです。 「ドイツ留学時に日本の娯楽を探し求めてコツコツ集めたんですよ、ざっくりとストーリー解ってるから絵だけでも意外と何言ってるかわかるんですよね。もちろん言葉の勉強にもいいし。」 (─これを我々に託してくれた方より) 国内版でも並べると背表紙にたくさんのキャラクターが現れますが、黒一色で、敢えてタイトルや作者名が目立たないようにしてあるのもオシャレですよね。 ※通常と異なる配送料がかかります。
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【USED】TECHNIUM テクノロジーはどこへ向かうのか?
¥1,190
30%OFF
30%OFF
SOLD OUT
著者のケヴィン・ケリーは『Whole Earth Catalog』の系譜を引く『Whole Earth Review』の編集を経て、本国アメリカ『Wired』を創刊。 WECを創刊したスチュアート・ブランドもカウンターカルチャーを成立させる文脈でテクノロジー(=道具)を解釈しました(スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学でのスピーチの中で、『Whole Earth Epilog』に記されていた言葉 「Stay hungry. Stay foolish.」 を引用したエピソードは有名ですね)。『TECHMIUM』は著者の造語のようですが、”実用的な道具”という理解はWECに通ずるものがあります。 WECやSpectatorなど雑誌蒐集家にも、今からヒッピーになりたいぜ、って方にも、知りたがりにはぴったりです。 状態:ヤケほぼなし、表紙細かい破れ。美品。
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路上観察学入門
¥902
SOLD OUT
赤瀬川 原平 著 , 藤森 照信 著 , 南 伸坊 編集 マンホール、エントツ、看板、ハリガミ、建物のカケラ…。路上から観察できるすべてのものを対象とした〈路上観察学〉。その旗印の下に都市のフィールド・ワーカーたちが集まって、隠された街の表情を発見する喜びとその方法をご披露する。街歩きが好きな人には、欠かせない、路上観察マニュアル。 目次 1 マニフェスト 2 街が呼んでいる 3 私のフィールド・ノート 4 観察する眼玉たち
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保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである
¥1,870
SOLD OUT
名店とは客と街、時代と歴史が織りなす文化そのものである――美食痛飲の限りを尽くし10年に渡り体調を損ねた破滅的な快楽主義者が、名店再訪から新たな保守思想を立ち上げる! 福田 和也 (フクダ カズヤ) 1960年、東京都生まれ。批評家。慶應義塾大学名誉教授。『日本の家郷』で三島賞、『甘美な人生』で平林たい子賞、『地ひらく――石原莞爾と昭和の夢』で山本七平賞、『悪女の美食術』で講談社エッセイ賞を受賞。
2022年3月糸島市前原商店街にオープン予定の4畳半書店ABC。仕事と生活にまつわるエッセイ本、ZINE。地元若手作家によるリメイク服もあります。