2024/06/06 16:46

おひさです。


こういうブログ書いてるやつってこういう時すぐ「三日坊主になってしまいました笑」とか書くんですが、そんな安直な言葉遣いは自分のプライドが許しません。

なぜ書けないのかを因数分解してみましょう。

僕が大好きな雑誌であるNEUTRAL COLOR(ニューカラー)のとある企画に、蜂を育ててみる日記というものがあります。
1ページに2週間ずつくらいのカレンダーが載っている。そこに1日ずつ筆者が日記を書き込む。
そして何も書いていない日付もある。

ふつう、日記企画というと何も書かない日は省略される。
例えば「断片的回顧録」という、これまた好きな本があるんですが、日記形式で、やはり何もない日は省略される。

何も書いていない日には、とくべつ書くようなことはないのである。

そんなわけないだろ。

ニューカラーの方は、むしろ空の日付が際立つ。この日は何があったのだろうと気になるよね。
忙しすぎて書けなかったり、いつも夜に書いているとすれば友達との飲みが盛り上がりすぎたりとか。
かといって大切な出来事ではないことがあるでしょうか?

三日坊主なのは怠惰なのではなく、書くことよりも楽しいことがたくさんあるからに過ぎないのです。
よかったね、しあわせで。

だから書くことについて三日坊主であっても別に構わないのです。
あと「本読まないと損するよ」とかいう奴がいますが、そんなわけない。
世の中、読書より楽しくて学びになることなんていくらでもあります。

読み書きのあり方はこれからどんどん変わっていくでしょう。
そのとき、あなたにとって大切なことをきちんと大切にできますように。

健太郎