将来、何をして生きていけばいいのか。
人生で絶えないもの、悩み。仕事と生活と顔面突き合わせて頭を使うことをやめたくない。悩める僕たちのそばにいてくれる本がここにあります。
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<ヤンチャな子ら>のエスノグラフィー
¥2,640
ヤンキーの彼ら自身を非難することがすぐにいろいろな問題解決につながるとは僕はどうしても思えないんです。親が悪いという人は沢山いるけど、じゃあその家庭環境を作ったのは誰かと、この社会構造じゃねえか、と、その社会構造を作ったのはお前らじゃねえのかと、思うわけです。 その地点ごとの対処療法だけでは何も解決しないし、個人主義を早く脱して僕ら自身も当事者として考えていく必要があると思います。 そしてヤンキーには、ヤンキーたちの道理とそこにドラマがある ノンフィクションのドラマが絶対にあるんです さてこの本は、ヤンキーに密着し、高校生活、中退、その後まで追ったエスノグラフィーです。そして彼らの社会構造とヤンキーとは何かを徹底的に論考しています。ずっと他人事だったあなたにはもちろん、わからないと匙を投げていたあなたにも、そして僕ら世代の社会を担うあなたにも。
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サブカルの想像力は資本主義を超えるか
¥1,870
サブカルの想像力は資本主義を越えるか 資本主義がそろそろ終わりに向かっている、資本主義には根本的な問題があるのではないか?、資本主義の悪いところは… などなど資本主義はいくつもネガティブな問題点を抱え、たびたび批判されてていますが、じゃあその次はなんだよ!と言うと途端にみんなわからない。 さて、サブカルは常に誰かの想像から生まれていますが、そんな想像は僕たちの無意識的な欲求や社会に対する希望を映し出しているのかもしれません。ということは、シン・ゴジラ、君の名は、逃げ恥、おそ松さん、などのヒット作を分析すると… 資本主義の社会の中でヒットした、サブカルの作品。これらをあらゆる見地で見ることから資本主義の見直しが図れる…のかも
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愛の輪郭
¥2,035
この写真集は単なるポルノではなく、日常の温かさで、エロティシズムで、愛情で、そして僕たちのことだと思います。 僕らが被写体の女性の日常を観察しているのか、彼女らが僕らを観察しているのか、そして確かにそこにある愛。 これは間違いなく写真家の相澤さんの力量です。 ポリコレが暴走しつつあり、フェミニズムは多様化、それに対する男性ミソジニーの存在、マイノリティへの過剰な反応。社会情勢は深刻化し、個の分断が進む。 日々生きていくのに疲れてしまって、何が大切なのか、自分の中で何を大切にしたいのか、どういう時に自分は幸せなのかを忘れてしまいそうになります。 そんな僕たちに揺さぶりをかけて、恥ずかしさを捨てさせ、手を繋いで出かけてみたいような気持ちにさせてくれる、写真集です。 もっともっと、彼の愛情の先を眺めてみたい。そして私たちはどこへ向かえばいいのだろう。愛情をただ、頂戴。
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愛情観察 NEO
¥2,035
この写真集は単なるポルノではなく、日常の温かさで、エロティシズムで、愛情で、そして僕たちのことだと思います。 僕らが被写体の女性の日常を観察しているのか、彼女らが僕らを観察しているのか、そして確かにそこにある愛。 これは間違いなく写真家の相澤さんの力量です。 ポリコレが暴走しつつあり、フェミニズムは多様化、それに対する男性ミソジニーの存在、マイノリティへの過剰な反応。社会情勢は深刻化し、個の分断が進む。 日々生きていくのに疲れてしまって、何が大切なのか、自分の中で何を大切にしたいのか、どういう時に自分は幸せなのかを忘れてしまいそうになります。 そんな僕たちに揺さぶりをかけて、恥ずかしさを捨てさせ、手を繋いで出かけてみたいような気持ちにさせてくれる、写真集です。 もっともっと、彼の愛情の先を眺めてみたい。そして私たちはどこへ向かえばいいのだろう。愛情をただ、頂戴。
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愛情観察
¥2,035
この写真集は単なるポルノではなく、日常の温かさで、エロティシズムで、愛情で、そして僕たちのことだと思います。 僕らが被写体の女性の日常を観察しているのか、彼女らが僕らを観察しているのか、そして確かにそこにある愛。 これは間違いなく写真家の相澤さんの力量です。 ポリコレが暴走しつつあり、フェミニズムは多様化、それに対する男性ミソジニーの存在、マイノリティへの過剰な反応。社会情勢は深刻化し、個の分断が進む。 日々生きていくのに疲れてしまって、何が大切なのか、自分の中で何を大切にしたいのか、どういう時に自分は幸せなのかを忘れてしまいそうになります。 そんな僕たちに揺さぶりをかけて、恥ずかしさを捨てさせ、手を繋いで出かけてみたいような気持ちにさせてくれる、写真集です。 もっともっと、彼の愛情の先を眺めてみたい。そして私たちはどこへ向かえばいいのだろう。愛情をただ、頂戴。
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NEUTRAL COLORS 第4号
¥2,970
【NEUTRAL COLORS 4 予約開始】 待ちに待ったニュー・カラー、1年ぶりの最新号。 この手に紙を持つ喜びを思い起こさせてくれる孤高のインディペンデント雑誌。綺麗事の金太郎飴メディアとは一線を画す真っ直ぐで感動的な紙面。 これは"持っておくべき雑誌"です。全世界5000部限定ですのでお早めに。 第4号は「仕事」特集。 「仕事とはなにか?働く意味は?」という根源的な問いとともに、ベーシックインカムの可能性を探求しながら取り組んだイシュー。 まずは自分が「雑誌を仕事として継続していけるか」を探りに、ベルリンのブックフェアとアムステルダムのパブリッシャーを訪ねる。ヨーロッパ及び世界流通へと、飛び込みえいぎの結果やいかに。 美濃和紙の工房に"臨時で"弟子入りし、オリジナル和紙を漉き込む。 福島の故郷に戻り人生を模索する女性、空飛ぶ車を開発するテック企業、消えゆく文字の仕事「写植」を記憶し、落選中の政治家にフォーカスする。障害を持つ人が働くほんとうの意味、宮大工が思考する木と石の建造物。 アリ植物の夢を見て、シンガポールのインディペンデント出版に触発される。 校正という仕事の裏側、写真家が養蜂に見る"脱成長"への道──。 NEUTRAL COLORSならではの手刷り感溢れる印刷、泣きたくなるくらい正直でないめんに刺さるテキスト、雑多でページをめくるたびに驚きがあるデザイン。 紙でしか味わえない雑誌体験がここにあります。 ___________________________________ ・予約方法:①DM ②BASE ③店頭 ・予約期限:3月20日(3月25日発売) ・お渡し:どの受付方法でも①発送 ②店頭受取 をお選びいただけます。入荷次第日時をお知らせします。 ご予約、お待ちしております。
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喫茶店のディスクール
¥1,870
SOLD OUT
京都・誠光社の話題の新刊。 いい仕事を、店をするというのは自分の夢のはずなのに、いつの間にか、「なんか違う」。 どうやったら表づらやお金だけの社会を脱出できるのか、と考えたくてこの本屋を始めたわけですが、最近はお客さんがどうやったら本を買ってくれるだろうかということばかり考えてしまっています。お店はどうしたってお金の問題から離れられないとわかってはいるものの、そうありたくないという静かな反抗はまだ終わらせたくありません。 そんなことを考えていたら、「喫茶店のディスクール」というタイトルだけでヒリヒリする本が出ました。いかにも哲学。ただし哲学抜きに語れなくなった潮流への決定的なアンチテーゼとなるでしょう。 以下、誠光社による紹介文です。 ___________________________________ われわれは一体誰と契約をしているのか? SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。 京都出身の焙煎人であり、京都[KAFE工船]、倉敷[カフェゲバ]などのカフェを営む著者が、街場の語り口で考える、この時代いかにして「いいお店」が成立するか。 情報消費、権威主義、労働者と消費者の物象化と疎外、シェアという名の労働力搾取まで、昨今の小商いにまで侵食する不可解な現象を、社会契約論にまでさかのぼり、共有地、贈与、ローカルなど広範囲にわたるキーワードとともに考察した、痛快かつ深い喫茶・小商い論。 著・オオヤミノル 1967年京都生まれ。焙煎家。 オオヤコーヒー焙煎所・KAFE工船・Cafe gewa・白浜STAND等運営。日本におけるコーヒーのオールドスクールが現在の世界的コーヒームーブメントの祖と考える。 ナショナリスト嫌い、超越主義者嫌い、自身の体型に無頓着な人嫌い、恥をかけない人大嫌い、マイノリティを利益とする人嫌い、無知でも良いと考える人大嫌い、名前通りの味でない食物嫌い、笑えない事柄大嫌い、にて現在に至る。 堀部篤史 京都市左京区出身。1996年、恵文社一乗寺店にアルバイトスタッフとして勤め始め、2002年より店長を務める。2015年同店を退社、独立し、同年11月京都市上京区河原町丸太町の路地裏にて「誠光社」をオープン。大手取次を介さず、出版社と直取引や、少取次を利用し商品構成をする、新刊書店の新たなビジネスモデルを模索する。著書に『街を変える小さな店』(京阪神エルマガジン社)、『90年代のこと』(夏葉社)ほか。 ___________________________________ 予約:この本は2月上旬発売予定です。1月末まで予約を受け付けいたします。発売後は予約状況によって通常販売します。 発送:入荷次第発送/お渡しいたします。 ご予約お待ちしております。
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本だったノート
¥880
「本だったノート」は、古本としても販売できず廃棄される運命にあった本を生まれ変わらせたノートです。 紙面には本だった名残として活字が見えることも。また表紙のグラデーションは廃インクの自然な発色で刷られ、これらがノートに個性をもたらします。世界に一つしかない、文庫本サイズの可愛らしいノートになりました。 このノートを作ったのは長野県で本のオンライン買取を行なっているバリューブックスさん。ABCは勝手に「古本界の裏ボス」と呼んでいます。というのも、1日に2万冊もの本を全国から買い取っているからです。しかしながらそのうちの半分、1万冊は買い取れずに古紙回収へとまわっているそうです。そこで作られたのが「本だったノート」。詳細は以下のリンクへ。 https://www.valuebooks.jp/endpaper/11189/
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【USED/コンプリート】ドイツ語版ドラゴンボール
¥13,860
30%OFF
30%OFF
ドイツ語版ドラゴンボール、全42巻セットです。 「ドイツ留学時に日本の娯楽を探し求めてコツコツ集めたんですよ、ざっくりとストーリー解ってるから絵だけでも意外と何言ってるかわかるんですよね。もちろん言葉の勉強にもいいし。」 (─これを我々に託してくれた方より) 国内版でも並べると背表紙にたくさんのキャラクターが現れますが、黒一色で、敢えてタイトルや作者名が目立たないようにしてあるのもオシャレですよね。 ※通常と異なる配送料がかかります。
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【カセットテープ】COLTECO - SUKIYAKI DISCOTEQUE
¥1,880
福岡発のジャパニーズ コズミック ディスコバンド・COLTECOが2021年にリリースしたアルバム。心地よいアジアの雰囲気、スタイリッシュな電子音に腰も頭も揺れちゃう。試聴はInstagramまで(https://www.instagram.com/p/CgbXMxeO82L/?igshid=YmMyMTA2M2Y=)。 数量限定のため発送が遅れる場合があります。ご了承ください。 01 COZMICO 02 KONCHIWA 03 SUKIYAKI DISCOTECA 04 KITSUNEPOLYPHONIC 05 CHOCORATE 06 SHIRAKUMO 07 MINAMO feat.plastic kid 08 OCHOBOSAN 09 PIKORIKO PLANET 10 HIGURASHI 11 HATSUKOIAZAMI 12 RURAL 13 OH YEAR
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【USED】ジャスパー・モリソンのデザイン
¥1,920
20%OFF
20%OFF
SOLD OUT
知り合いのデザイナーが「デザインって、誰がやったかバレたらダメだからね。」とこぼしていたのを思い出します。ジャスパー・モリソンってその極致ではないかな。 ドイツ・ハノーファー鉄道の「TW2000」とか「エア・チェア」とか、代表作としては2000年ごろの作品がやっぱり目立ちますね。逆にそれくらい朽ちないデザインっていうのが”超普遍”を体現してるのかも。 この本ではアイデアの源泉とそのアウトプットがズラッと並んでいます。デザイン分野における決定版です。 保存状態かなり良好です。
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【USED】サードプレイス コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」
¥1,360
20%OFF
20%OFF
SOLD OUT
行きつけのお店があるのって僕は好きなんですよ。最近やっと前原(当店があるエリア)に溶け込めた気がして嬉しいです。 著者オルデンバーグが第一の家、第二の職場とともに、個人の生活を支える場所としての〈サードプレイス〉として呼んだ場所にはカフェ、居酒屋、図書館に並んで本屋が入っています(なんと前原には全部ある!)。モータリゼーションとマクドナルド化に著者は課題意識を抱いたわけですが、日本も例外ではありませんね。本作中で紹介されているのは欧米ばかりですが、僕たちの周りにも、サードプレイスになりうる場所は色々あるんでしょうね。別に一人一人が意識的に生み出す必要なんてないと思います。最初から作れるもんでもないし後付けにしかならない。脳みその端っこに置いといて、いつかうちの本屋もそういう雰囲気にならないかな、と気長にやってみようと思います。
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【USED】TECHNIUM テクノロジーはどこへ向かうのか?
¥1,360
20%OFF
20%OFF
著者のケヴィン・ケリーは『Whole Earth Catalog』の系譜を引く『Whole Earth Review』の編集を経て、本国アメリカ『Wired』を創刊。 WECを創刊したスチュアート・ブランドもカウンターカルチャーを成立させる文脈でテクノロジー(=道具)を解釈しました(スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学でのスピーチの中で、『Whole Earth Epilog』に記されていた言葉 「Stay hungry. Stay foolish.」 を引用したエピソードは有名ですね)。『TECHMIUM』は著者の造語のようですが、”実用的な道具”という理解はWECに通ずるものがあります。 WECやSpectatorなど雑誌蒐集家にも、今からヒッピーになりたいぜ、って方にも、知りたがりにはぴったりです。 状態:ヤケほぼなし、表紙細かい破れ。美品。
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たやすみなさい
¥2,200
SOLD OUT
もう一軒寄りたい本屋さんがあってちょっと歩くんやけどいいかな この一句が大好きなんです。 日常にある幸せを愛している人を、僕たちも愛したいじゃないですか。 そして愛すべきそんな日常の幸せを気づかせてくれる短歌集がここにあります。 僕はこの短歌集読んだら、小学生の頃の放課後を思い出します。秋の、夕焼けをみて、少しだけ寒いねというような、そんな日を思い出すんです。
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街場の天皇論
¥1,650
内田樹の、街場シリーズ。うちでは街場の天皇論を届けます。いま、何かと天皇について考えることが多い。俺天皇主義者なんだよねー、と思っていても、大きな声でなかなか言うことが憚られる。いや、言ってもいいんだけど、ね。これって拡大すると、俺日本好きなんだよねー、とか日本って最高!とか、そう言うこともなかなか言いづらい世の中になってきた。なぜか。天皇って他の国にも稀に見ない制度で、私たちと同じ人間のはずなんだけど、確かに違う。天皇に好感を持つことって、果たしていいのだろうか。ダメなことなんてないんだろうけど、愛国者だ、何で叩かれないだろうか。 そしてどうしても僕が考えてしまうのは、三島由紀夫。君たちが一言でも天皇と言えば、私は君たちを支持するのだ、という東大論争の際の一言。彼の真髄は今の私たちに何がつながるだろうか。 いま、街場は天皇に対してどう思っているのか。 今一度日本について考えてみるきっかけになれば。
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女であるだけで
¥2,640
突然ですが、男女平等って何だと思いますか?男と女が同じ権利を持つこと?同じ条件におかれること?僕はどうにもそうは思えないんです。男と女って一緒に扱ったらいけないんですよ、やっぱり。だって男と女は違うんだから、それぞれがそれぞれ守られ、守らないといけない。お互いにやっていることが、はたして平等かどうかなんて誰が決めるんですか? 女性だから生きづらい、ということをなくすことって非常に重要なテーマだと思います。特に僕がそう感じるのは性暴力。男という女性より強い力を持つ者からの暴力です。そしてそれに性が絡みつくことでより女性を苦しめることになる。そこに女性だから、という理由が付随して女に生まれなければよかったと思ってしまう。 僕は、男女、そしてそれ以外のたくさんの性別の人がそれぞれその自分の性別でよかったと思えたらそれってすごく幸せなことだと思うんです。そんなこと無理かもしれないけど、でも、自分がこの性別じゃなかったらもっと幸せになれた、なんてことを思ってしまう世界のことは大嫌いです。だって、生まれてから決まってしまってる性別のせいで苦しめられるなんてそんなの理不尽でかつ不平等じゃないですか。理想論かもしれないけど、理想を追い求めて僕も戦っていたい。 まずは、この本を自分の店に置きます。 女であるだけで、って思ってしまった女性の物語です。
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肖像編み物
¥2,000
ファッションは自己表現なんて言ったりするけど、こりゃそんなもんではない。人生っていうのは縦の糸と横の糸が順序に絡まり合って、そして顕現するところが少しずつズレることで顔の形をするのだろう。 編み物★堀ノ内・著
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B面の歌を聞け Vol.2 「酒との付き合い方を考える」
¥1,100
創刊号「服の時給を考える」で反響を呼んだZINE『B面の歌を聞け』Vol.2が届きました! 価値観が複雑化する現代社会をレコード/カセットのA面B面に喩え、”グローバル資本主義”に対置される”ローカル経済圏・自給自足・DIY”などをテーマに、作家/ライターの太田明日香さんがB面erたちを取材します。 Vol.2のテーマは「酒との付き合い方」。著者自身がお酒をやめて程なく新型コロナウイルスが流行し、酒の場が消えたことで社会全体も酒との付き合い方を再考するようになった──。 酒に関する思い出、悲喜交々。大酒飲みも下戸もソバーキュリアスもムスリムも。ただ幸せに生きたい生活者の声。 意見の差異は放置するものではなくみんなで考えること。乾杯の前に一旦立ち止まってみましょう。
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他人のセックスを見ながら考えた
¥924
なんじゃこのタイトルは、と思って手に取ってみたらなんと面白い。本書は元エロ本で連載をしていたと言う女性が作家だ。こんな女はすぐヤレる!と言う記事を書いていて、街中の女性たちのエロいインタビューを書いていた、そんな作家だった。 本書で彼女は男性がよく利用するような風俗店、ビデオショップ、おっパブ、パンチラ喫茶、キャバクラ、ドール専門風俗、テレクラ、AV...そういったものを女性という目線で観察する。性風俗産業は男性メイン、男性の需要に応えたものがほとんどだ。それって実におかしなことで、一つ一つの産業を見てると男の自分としてみても笑えてくるようなものまである。ああ、男って馬鹿なんだな、、、でも、読み終わった後に訪れる疑問はそれだけで終わらない。 それぞれの産業を詳しく見るとみえてきた、男と女の本質的な違いと、男女同士のすれ違いについて考えてしまうのだった。 正しい男女平等とは、なに。 うちで何度も入荷しては売れる、激推し本です。
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ミュージシャンはなぜ糟糠の妻を捨てるのか?
¥947
夢はあるだろうか。その夢を応援してくれてる恋人がいたら。自分が挫折しそうな時、貴方には才能があるからもう少しだけ頑張ろう、と囁いてくれるそんな恋人。自分が売れて、その恋人と結婚したらなんだかうまく行かなくなって、望んだのはこういうことじゃないって言われて、別れてしまった。 これってミュージシャンだけの話じゃない。 糟糠の妻とは、若く、苦しい時を共にした妻のこと。 彼らがそんな妻を捨てた理由から、自分の恋人との付き合い方を見返してみては?
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シティポップとは何か。
¥2,695
じわじわと訪れたシティポップブーム。新しいものからリバイバルまで街中を歩けば流れ出し、ついつい踊り出したくなる。シティポップについて詳しいことは一種のファッション的知識とも言える。さて、今そこでシティポップを聴いている君、シティポップって何だ?
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私語と
¥1,870
独特な歌詞の世界観と音楽性から若者から絶大的な人気を誇るロックバンド、クリープハイプ。主な作詞作曲を務めるのは尾崎世界観だ。彼は小説やエッセイの筆者としても広く支持されている。彼の繰り出すユニークな視点、言葉の遊び、等身大の体験は私たちの心を鷲掴みにしている。さて、そんな彼の歌詞を本にした。若者をそこまで熱中させることばは何なのか。尾崎世界観が作詞した歌詞がひたすらに並ぶ。音のついていない、でも確かに音が付いている言葉達。
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サピエンス前戯
¥2,640
私たち人類には、エロという概念がある。それって避けがちだけど文化的な暮らしを営む上で避けたらいけないテーマ。上品に、賢く、知的にユーモアたっぷりの下品な物語を描いた、長編小説集。私たちは進化を続ける。そして、それは限界があると思われているけど、それってまだ本番じゃない。わかってる?前戯にすぎない。
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菊とギロチン
¥2,420
関東大震災の直後、腐り切った社会を変えてえ、というだけで駆け抜けたアナキストがいた。親、兄弟、友達、親子、初恋の人、自分の安定した人生、そういうものに別れを告げていつも心にアナキズム、革命、いつだって今やるしかねえ。そんなある日、別の場所で、とある1人の女の子が女相撲を見て震えた。女相撲ってアナーキー、男に頼らなくても生きていけるイケてる世界。そんな2人のお話。何かしないといけない、世界を変えないといけない、そうもがいてしまう人に読んでほしい一冊。
2022年3月糸島市前原商店街にオープン予定の4畳半書店ABC。仕事と生活にまつわるエッセイ本、ZINE。地元若手作家によるリメイク服もあります。