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ご了承ください。
将来、何をして生きていけばいいのか。
人生で絶えないもの、悩み。仕事と生活と顔面突き合わせて頭を使うことをやめたくない。悩める僕たちのそばにいてくれる本がここにあります。
送料は330円均一です。おまとめがお得です。
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それで君の声はどこにあるんだ? 黒人神学から学んだこと
¥2,200
「イエスは黒人なのだ! ブラックパワーは福音だ」黒人神学の泰斗、ジェイムズ・H.コーンに学ぶため、二七歳の筆者はNYにあるユニオン神学校の門を叩いた。教室にさざめいたハレルヤ。ブラック・ライヴズ・マターという仲間たちの叫び。奴隷制以来、四〇〇年に及ぶ苦難の歴史に応答することはできるのか? 魂をゆさぶる言葉の旅。 目次 プロローグ 第Ⅰ部 400Years 1 褪せた本 「キリスト教神学とは解放の神学である」 2 秘密のトンネル 「マルコムを忘れてしまえば、私たちはキングまでも誤って記憶してしまうぞ」 3 土曜日の霊性 「スマートなのは、携帯電話だけでいい」 4 タワーと闘え 「でもペテロは誰なの。あなた?」 第Ⅱ部 Find Your Voice 5 アリマタヤのヨセフ 「黒人以外の人間が、黒人の背負ってきた苦しみや痛みを理解するのは難しい」 6 自分の声 「説教できないものを書きたくはない」 7 最後の授業 「もし何かを始めたなら、もう後戻りすることはできない」 8 誰にも言わないと言ったけれど 「憎しみは担うに重すぎる荷物となる」 9 コロナ禍の覚書 「世界の救済は、不順応にかかっている」 エピローグ 謝辞 参考文献・解説 榎本 空 (エノモト ソラ) (著/文) 榎本 空(えのもと そら) 1988年,滋賀県に生まれ,沖縄県伊江島で育つ.同志社大学神学部修士課程修了.台湾・長栄大学留学中,C・S・ソンに師事.米・ユニオン神学校S. T. M 修了.現在,ノースカロライナ大学チャペルヒル校人類学専攻博士課程に在籍し,伊江島の土地闘争とその記憶について研究している. 翻訳書にジェイムズ・H・コーン『誰にも言わないと言ったけれど――黒人神学と私』(新教出版社,2020年).寄稿に「“痛みにあふれた愛”のムーブメント――黒人解放の神学とBLM運動」(「こまくさweb」2020年11月4日付),「ガラクタの山を証すること」(『世界』2021年2月号)など.
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とるに足りない細部
¥2,200
1949年8月、ナクバ(大災厄)渦中のパレスチナ/イスラエルで起きたレイプ殺人と、現代でその痕跡を辿るパレスチナ人女性。二つの時代における極限状況下の〈日常〉を抉る傑作中篇。 この作品の「細部」に宿っているものは、私の精神世界を激しく揺さぶり、皮膚の内側を震えさせる。この本の中の言葉の粒子に引き摺り込まれ、永遠に忘れられない体験になり今も私を切り刻んでいる。 ――村田沙耶香氏(作家) かき消された声、かき消された瞬間と共にあるために、この小説は血を流している。 ――西加奈子氏(作家) *2023年、本作はドイツの文学賞であるリベラトゥール賞を受賞。しかし同年10月、イスラエルによるガザへの攻撃が激化するなか、フランクフルト・ブックフェアで開催予定だった授賞式は同賞の主催団体リトプロムによって中止され、ブックフェアは「イスラエル側に完全に連帯する」との声明を出した。この決定に対しては、作家や出版関係者を中心に、世界中から抗議の声が上がっている。 アダニーヤ・シブリー (シブリー,アダニーヤ) (著/文) 1974年、パレスチナ生まれ。2009年、39歳以下の有望なアラブ作家39人を選ぶ「ベイルート39」に名を連ねる。23年、本作で独リベラトゥール賞を受賞するも、主催者により授賞式は一方的に中止された。 山本 薫 (ヤマモト カオル) (翻訳) 1968年生まれ。アラブ文学研究者。パレスチナを中心に、文学・音楽・映画の研究・紹介を行う。共編著に『言語文化とコミュニケーション』、訳書にハビービー『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』。
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悲しい曲の何が悲しいのか
¥2,750
悲しい曲で人は悲しくはならない―― 心の哲学を利用した美学の観点から、「音」とは何か、「聴取」とは何なのかを考察する。 美しい音楽を聴いたとき人は感動を覚える。このような美的経験は日常にあふれているが、美しい/美しくないという判断にはどのような基準があるのだろうか。そしてどれほどの客観性があるのだろうか。 本書では、美に関する経験や判断の問題を扱う美学に、心の哲学を利用してアプローチする。とりわけ「音楽聴取」に焦点をあわせ、美的判断の客観主義を擁護する立場をとりつつ、音とは何か、なぜ人は悲しい音楽を聴くのか、音楽と情動はどのように結びついているのか、などさまざまなトピックについて論じていく。 目次 はじめに 第1章 音楽美学と心の哲学 1 聴取経験の分析 問題となる聴取経験/情動とのアナロジー/概念分析と心の分析 2 音楽美学の自然化 哲学的自然主義/反自然主義に関して 第2章 「美しい音楽」は人それぞれ? 1 基本概念の整理 判断と経験/美的判断と美的経験/美的性質と非美的性質 2 実存性と客観性を分ける 客観主義と主観主義/色をめぐる議論 第3章 「美しい音楽」の客観性 1 正しい美的経験の条件 ゼマッハ/ウォルトン 2 なぜ評価が重要なのか ゴールドマン/レヴィンソン/ベンダー/評価と行為 第4章 心が動く鑑賞 1 情動とは何か 身体反応の感じ/感情価/評価 2 情動なしに「鑑賞」できない 感受性の学習 第5章 心が動けば聴こえが変わる 1 知覚と情動は独立か? 認知的侵入可能性/知覚と情動の複合体 2 考えることと感じること 情動以外の評価的状態/美的判断の個別主義 第6章 音を見る、音に触れる 1 音はどこにあるのか 出来事としての音/誰もいない森で木が倒れたら音はするのか 2 現象学と知覚システム 音が定位する場所/環境を聴く/知覚のマルチモダリティ 第7章 環境音から音楽知覚へ 1 音楽とは何か 芸術としての音楽/合目的性の鑑賞 2 音楽を見る、音楽に触れる 音楽パフォーマンス/マルチモーダルな音楽鑑賞 第8章 聴こえる情動、感じる情動 1 音楽の悲しみと聴き手の悲しみ 表出的性質/問題点の整理/問題となる事例 表出的性質に関する四つの理論 2 表出説と喚起説 作者の情動と表出的性質/聴き手の情動と表出的性質 第9章 なぜ悲しい曲を聴くのか 1 二つの問題と音楽情動 負の情動のパラドックス/対象の欠如/キヴィーの音楽情動 2 悲しむべきことがあるのか 情動と気分の違い/自分の情動を間違える 第10章 悲しい曲の何が悲しいのか 1 類似説とペルソナ説 類似性と擬人化傾向/想像と物語的解釈 2 二つは本当に対立しているのか 表面上の対立点/擬人化と想像の違い/高次情動の表出性 結論 美学の自然化 あとがき 文献一覧 源河 亨 (ゲンカ トオル) (著) 2016年、慶應義塾大学大学院にて博士(哲学)を取得。現在は、慶應義塾大学文学部・日本大学芸術学部・立正大学文学部にて非常勤講師。専門は、心の哲学、美学。 著作に、『知覚と判断の境界線――「知覚の哲学」基本と応用』(慶應義塾大学出版会、2017年)。訳書に、セオドア・グレイシック『音楽の哲学入門』(慶應義塾大学出版会、2019年、共訳:木下頌子)、ジェシー・プリンツ『はらわたが煮えくりかえる――情動の身体知覚説』(勁草書房、2016年、単訳)、ウィリアム・フィッシュ『知覚の哲学入門』(勁草書房、2014年、監訳:山田圭一、共訳:國領佳樹・新川拓哉)、など。
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誰のためのアクセシビリティ? 障害のある人の経験と文化から考える
¥2,200
スロープや字幕を付ければ終わりではない。 アクセシビリティの先には、生々しい身体を持った人間がいる。 映画を観る、ゲームをする、アートを鑑賞する。 そのために、チケットを買う、座席を選ぶ、会場に行く。 多くの人が日常的にしていることを、マジョリティとは異なる身体を持つというだけで同じように楽しめない人たちがいる。 コンテンツを作るとき、情報を発信するとき、イベントを催すとき。 わたしたちは、自分と異なる身体と感覚を持つ人のニーズをどのくらい想像しているだろう? そもそも人が「体験する」とは、どういうことだろう? アクセシビリティについて考えることは、“当たり前”を問い直すこと。 『ルール?展』や『音で観るダンス』など、常識をくつがえすプロジェクトを生み出し、アクセシビリティを研究してきた著者が、障害のある人と対話・実験しながら書き上げた初のエッセイ! 障害のある人13人との対話・鑑賞ワークショップ・座談会の様子も記録。 「バリアフリー」や「インクルーシブ」からこぼれ落ちる声を聞き、AIなどのテクノロジーにも領域を広げて考える。 今の時代、どんな仕事、どんな表現をしている人も無関係ではいられない。 アクセシビリティの必要性と可能性、それを考えることの面白さも伝える著者ならではの人文エッセイ。 2024年度から改正障害者差別解消法の施行により、民間事業者も義務化となった「合理的配慮」。 何から始めよう?と考えている人も、はじめの一歩になる必読の本! “アクセシビリティは、社会のあらゆる場所が連携しながら、 つくる人と使う人が一緒に更新していく、終わりのないプロセスなのだ。” (本文より) 田中 みゆき (タナカ ミユキ) (著/文) キュレーター、プロデューサー。「障害は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画。表現の見方や捉え方を障害のある人たち含む鑑賞者とともに再考する。近年の仕事に、映画『ナイトクルージング』(2019年)、21_21 DESIGN SIGHT企画展「ルール?展」(2021年)共同ディレクション、展覧会「語りの複数性」(東京都渋谷公園通りギャラリー、2021年)、『音で観るダンスのワークインプログレス』(KAAT神奈川芸術劇場ほか、2017年~)、『オーディオゲームセンター』(2017年~)など。2022年ニューヨーク大学障害学センター客員研究員。美術評論家連盟会員。共著に『ルール?本 創造的に生きるためのデザイン』(フィルムアート社)がある。
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ロビンソン・クルーソー
¥1,045
二十七歳の時に南米の無人島に漂着した主人公が、自己との対話を重ねながら、工夫をこらして農耕や牧畜を営んでいく。近代的人間の原型として、多様なジャンルに影響を与えた古典的名作を読みやすい新訳で。 デフォー (デフォー) (著/文) 1660年ロンドン生まれ。商売や入獄を経てジャーナリストとして活躍し、論説紙の記事で健筆をふるう。1719年『ロビンソン・クルーソー』を発表。他に『モル・フランダース』『ペストの記憶』など。 武田 将明 (タケダ マサアキ) (翻訳) 1974年生まれ。東京大学大学院准教授。2008年群像新人文学賞(評論)受賞。訳書に、G・フォーデン『スコットランドの黒い王様』(新潮社)、S・ジョンソン『イギリス詩人伝』(共訳、筑摩書房)など。
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仕事
¥1,034
『働いたら負け。……でも働かないと生きていけない!』 南太平洋のマエンゲ族の一日当たりの平均労働時間は四時間だという。古代ギリシアにおいて多忙は倫理的悪であり、中世の修道士にとって労働とは神から課された罰であった。 しかし近代になると、労働の価値に大逆転が生じる。「労働の尊厳」が高らかに謳われ、経済のみならず政治・文化を含むありとあらゆる活動が労働化する、完全な意味での労働社会が人類史上初めて誕生する。 この逆転はいかにして、なぜ起こったのか。古代から中世を経て近代にいたる労働観の変遷をコンパクトに描き出し、現在の労働中心主義は決して当たり前のものでもなければ、長い歴史に裏打ちされたものでもないことをあざやかに浮かび上がらせる。 人は生産労働なしに生きることはできない。しかし労働に従事するかぎり人間は自由になることはない。この相克を超えて、本当の意味で「労働から解放」されることは可能なのか――。 労働の価値が再び大転換しつつある今こそ必読の労働論! かつて多忙は悪であり、余暇こそが自由人の本性にふさわしいとされた。しかし、近代においては資本主義も社会主義も等しく「労働はすばらしい」、「労働は人間を成長させる」と労働の尊厳を謳う。 労働が近代を創造したのであり、労働なしに近代は理解できない。そして、あらゆる人間が精神的にも物質的にも「労働する」社会、当事者が精神的・物質的活動を「労働」として表象する社会は、すなわちあらゆる人間が「奴隷となる」社会である。もし古代人が近代社会を見たら、最悪の社会の到来と仰天するだろう。 非西欧社会、古代、中世の労働観の変遷を踏まえたうえで、ベンジャミン・フランクリンやウェーバー、サン=シモン、コント、マルクス、アレント、ヴェイユなど主要な労働思想を参照しながら、近代的労働観の成立過程を明瞭簡潔に描き出し、我々が当然のものと刷り込まれてきた労働中心主義を見事に解体していく。 人間は労働に従事する限り自由にはなれず、しかし労働なしでは生きていくことができない。そうだとすれば、本当の意味での「労働からの解放」はいかにして可能になるのか。人類と働くことの関係を根底から問い直す、骨太の労働論にして近代論。(原本:『仕事』弘文堂、1988年) 【本書の内容】 はしがき 第一章 未開社会の労働観 第二章 古代ギリシアの労働観 第三章 西欧中世の労働観 第四章 近代の労働観 第五章 労働の批判的省察 注 解説(鷲田清一)
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【サイン入り】ここで唐揚げ弁当を食べないでください
¥1,760
予約商品
ああ、くそ、読み進めていくたびに、下手くそな生き方を自分に重ねてしまう。 嘘かまことか、日本の東京の青山の、すみっこでとどまらず進む爽やかだが鬱屈とした生活と、そこに行き着くまでの衝動に、苦しくなる。 私家版で脅威の1万部を売り上げた「ここで唐揚げ弁当を食べないでください」がついに商業出版にのります。9/29までのご予約でサイン入りをお届けします。 小原さんの門出を祝い、ぜひよろしくお願いします。
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喫茶店のディスクール
¥1,870
京都・誠光社の話題の新刊。 いい仕事を、店をするというのは自分の夢のはずなのに、いつの間にか、「なんか違う」。 どうやったら表づらやお金だけの社会を脱出できるのか、と考えたくてこの本屋を始めたわけですが、最近はお客さんがどうやったら本を買ってくれるだろうかということばかり考えてしまっています。お店はどうしたってお金の問題から離れられないとわかってはいるものの、そうありたくないという静かな反抗はまだ終わらせたくありません。 そんなことを考えていたら、「喫茶店のディスクール」というタイトルだけでヒリヒリする本が出ました。いかにも哲学。ただし哲学抜きに語れなくなった潮流への決定的なアンチテーゼとなるでしょう。 以下、誠光社による紹介文です。 ___________________________________ われわれは一体誰と契約をしているのか? SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。 京都出身の焙煎人であり、京都[KAFE工船]、倉敷[カフェゲバ]などのカフェを営む著者が、街場の語り口で考える、この時代いかにして「いいお店」が成立するか。 情報消費、権威主義、労働者と消費者の物象化と疎外、シェアという名の労働力搾取まで、昨今の小商いにまで侵食する不可解な現象を、社会契約論にまでさかのぼり、共有地、贈与、ローカルなど広範囲にわたるキーワードとともに考察した、痛快かつ深い喫茶・小商い論。 著・オオヤミノル 1967年京都生まれ。焙煎家。 オオヤコーヒー焙煎所・KAFE工船・Cafe gewa・白浜STAND等運営。日本におけるコーヒーのオールドスクールが現在の世界的コーヒームーブメントの祖と考える。 ナショナリスト嫌い、超越主義者嫌い、自身の体型に無頓着な人嫌い、恥をかけない人大嫌い、マイノリティを利益とする人嫌い、無知でも良いと考える人大嫌い、名前通りの味でない食物嫌い、笑えない事柄大嫌い、にて現在に至る。 堀部篤史 京都市左京区出身。1996年、恵文社一乗寺店にアルバイトスタッフとして勤め始め、2002年より店長を務める。2015年同店を退社、独立し、同年11月京都市上京区河原町丸太町の路地裏にて「誠光社」をオープン。大手取次を介さず、出版社と直取引や、少取次を利用し商品構成をする、新刊書店の新たなビジネスモデルを模索する。著書に『街を変える小さな店』(京阪神エルマガジン社)、『90年代のこと』(夏葉社)ほか。
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消費社会の神話と構造
¥2,310
ボードリヤールは現代社会の何もかもが消費であると指弾した強烈な男でしたが、そのレトリックは今でも新鮮。すごい。し、数十年前の社会批評だとは思えないほど"今"の問題を鋭く捉えているように思えてきて、まるでこうなることが全部バレていたような気分になる。 「オセアニアの島を統治する米兵の飛行機が着陸するのを見て魔術だと思い、飛行機という恵みが降りてくるのを祈りで待った先住民と、テレビの前で娯楽を期待する私たちは少しも違わない」、みたいな話が毎秒飛び込んでくるとやっぱり消費が蔓延る世界はなんかおかしいじゃないかと思わざるを得ない。
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漫画選集 ザジ vol.2
¥1,540
マイナーな短編読み切り漫画を22作品収録。オルタナティブを模索し迷走し続ける漫画選集シリーズ第二弾。 目次 【漫画執筆者&作品】 亜蘭トーチカ 『Hype Boy』 ゐ忌レ 『魔王』 市村柚芽 『星の散歩』 いましろたかし 『撮影会』 大橋裕之 『音』 沖永和架奈 『浦島太郎深海記』 鬼霧繭乃 『フイヨラ』 もちだころ 『靴下を裏がえせ!』 おんちみどり 『ふりむき峠』 ゴム製のユウヤ 『ナカノタワーの事件』 杉作J太郎 『ブラジャー男』 terayama 『エメラルドは不定形の探偵』 トミムラコタ 『オオサンショウウオくん』 七野ワビせん 『さよなら…母さん』 花園照輝 『コルネット』 久宿純 『歌うカビクリームコロッケ星人』『うそつき』 日野健太郎 『トレイル』 HOSHI368 『天使は誰だ。』『サタニックブンブンヘッド』 松本剛 『13』 まんきつ 『恋のスナイパー』 【エッセイ執筆者&作品名】 屋良朝哉&ゴム製のユウヤ 『アメリカン・ニューシネマについてうだうだ喋る会』 切通理作 『バカボンの強迫観念』 倉島一樹 『いつか行きたいアイランド』 ゴム製のユウヤ 『垣根の見張り』 黒澤千春 『「またあした!」に、しみじみ。』 輝輔 『泣かないでほしかった』
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漫画選集 ザジ vol.1
¥1,320
何度でも衝動を。何度でも実験を。何度でも私たちのやりきれなさを。 参加者 大橋裕之 亜蘭トーチカ 無 日野健太郎 うみにく 森井暁正 松本剛 ヤシ 森井崇正 ゴム製のユウヤ ウィスット・ポンニミット Orion terayama 三本美治 沖永和架奈 yozorart ゐ忌レ 能町みね子 輝輔 すいそう HOSHI いましろたかし 杉作J太郎
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世界マヌケ反乱の手引書
¥986
金持ち優先社会とは無縁の場所で、 最高に面白いやつらと楽勝で生きよう! 文庫版は25頁分増補、世界のとんでもないスペース一覧表も増強! 「松本の話を聞いたとき、大笑いするとともに、 案外俺と似ているな、と思った」 柄谷行人(「解説」より抜粋) 「松本さんのグラスルーツ構想が面白いのは、 アジア津々浦々の根っこを?げることを志向している点だ」 ブレイディみかこ(「解説」より抜粋) 金持ち優先社会で働きまくるのはもう飽きた! 面白い店や場所でとんでもない人々と?がり、楽勝で生きよう! 第 1 章は基本の仲間の作り方。第 2 章は儲からない店の開き方。第 3 章では国内&海外のオルタナティブスペースのやり方を紹介。第 4 章では独自のパスポートや通貨を作り国境を超えて祭りを行う。文庫版は25頁分増補、スペースリストも増強! 目次 第1章 予想外のことが始まる!――マヌケな場所作りの予行演習 第2章 超簡単! 大してもうからない店を開業してみよう 第3章 世界にはびこるバカセンター研究 第4章 謎の場所を渡り歩き、世界の大バカが繋がり始める? 文庫版最終章 とんでもないスペース一覧表 解説 柄谷行人 解説 ブレイディみかこ 松本哉 ( まつもと・はじめ ) 松本 哉(まつもと・はじめ):「素人の乱」5号店店主。1974年東京生まれ。1994年に法政大学入学後、「法政の貧乏くささを守る会」を結成し、学費値上げやキャンパス再開発への反対運動として、キャンパスの一角にコタツを出しての「鍋集会」などを展開。2005年、東京・高円寺にリサイクルショップ「素人の乱」をオープン。「おれの自転車を返せデモ」「PSE法反対デモ」「家賃をタダにしろデモ」などの運動を展開してきた。2007年には杉並区議選に出馬した。著書に『貧乏人の逆襲!タダで生きる方法』(ちくま文庫)、『貧乏人大反乱』(アスペクト)、編著に『素人の乱』(河出書房新社)など。
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ストリートの思想 増補新版
¥990
ニッポンの地下水脈を読み解くオルタナティヴ思想史 イデオロギーによる旧来の党派的「動員」とは異なる、自律性を帯びた資本/権力への抵抗運動はどのように現れたのか? パンクやニューウェイヴなど80年代のインディーズ文化を源流とし、90年代のサウンドデモや「素人の乱」を経て、3.11後の反原発・反政府・反グローバル資本主義デモへといたる地下水脈を読み解くオルタナティヴ思想史。2010〜20年代の動きを増補して文庫化。 目次 序 章 「ストリートの思想」とは何か 五月の祝祭/「政治」という領域の変容/「ゴリゴリの左翼」?/「左翼」の敗北/伝統的な左翼知識人の終焉/「左翼的なもの」から「ストリート」へ/「ストリートの思想」をめぐるマトリクス/ストリート的イメージとオタク的思想 ロスジェネ論壇との違い/本書の構成 第一章 前史としての80年代――「社会の分断」とポストモダン ガタリ来日/山谷を歩くガタリ/山谷からシモキタへ/八〇年代は「スカ」だったのか? 増殖する八〇年代論/当事者でもなく、観察者でもなく/ポストモダン思想からニューアカデミズムへ/人文学の危機/脱政治化されたポストモダン理論/「愚鈍な左翼」と「ポストモダニスト」/フォーディズムからポスト・フォーディズムへ/「政治」から「サブカルチャー」へ/パンクロックとDiY的インディーズ文化/時間と空間の圧縮/サカエのつぶやき/EP-4とじゃがたら/ストリートを乗っ取るEP-4/サブカルチャーのシチュアシオニスト的実践/寿町のフリーコンサート/対抗的ダンスカルチャー/坂本龍一とインディーズシーン/田中康夫の戦略/新・階層消費の時代と対抗的な実践/でも・デモ・DEMO 第二章 90年代の転換①――知の再編成 制度化されるポストモダニズム/大学における人文知の再編/湾岸戦争への反対声明/公的知識人の変貌/オウム真理教事件/社会工学的な知の台頭/思想や政治のエンターテインメント化/イギリス留学の準備/「カルチュラル・スタディーズ」との出会い/文化研究の三つの流れ/英米の文化研究の発展と制度化/文化研究のグローバル化とローカル化/「カルチュラル・スタディーズ」と「文化研究」/シンポジウム「カルチュラル・スタディーズとの対話」/ラディカルを飼い慣らす/輸出産業としての「カルチュラル・スタディーズ」/人文学と地域研究への影響/ポストモダン思想の再評価/カルチュラル・タイフーン 第三章 90年代の転換②――大学からストリートへ 「フリーター的なもの」と九〇年代/「いのけん」の登場/交錯点としての代々木公園 公共圏の変容/「ストリートの思想」の胎動/転換期としての九五年/橋本政権「六大改革」/新宿ダンボールハウス村/「寄せ場」化する日本/集合的表現の始まり/『現代思想』の「ストリート・カルチャー」特集/「だめ連」的なものの登場 第四章 ストリートを取り戻せ!――ゼロ年代の政治運動 〈帝国〉の時代/低迷する左派論壇/イラク反戦運動と「ストリートの思想家」/シアトルの反WTO運動/プロレタリアートからマルチチュードへ/「生権力」への対抗運動/同時多発的で前衛なき運動/「言うこと聞くよな奴らじゃないぞ」/言語的公共圏の転回/起源としてのパンク/ニューウェイヴ/ネットとストリートの器用仕事人/文化人類学へのポストモダン的問い/「なりそこないの文化人類学者」の試み/祝祭から再び日常へ 「素人の乱」と日常的な実践/日常を祝祭空間に変える/お笑いへの感性/SAVE the 下北沢/街を防衛する/「ストリート」を支える情報インフラ/ゆるやかに開かれたコミュニティ 第五章 抵抗するフリーター世代――10年代に向けて 年越し派遣村とメディア報道/湯浅誠の軌跡/246表現者会議/渋谷・宮下公園の有料化計画/キャッチコピーは〈JUST DOITE?〉/「ストリートの思想」とロストジェネレーション/赤木智弘の左翼批判/ロスジェネ論客の共通点/唯一の「敵」を名指すこと/階級・世代を超えた開放性/「ポッセ」の力/ストリート、自由、自律、そしてアート 増補 ストリートの思想二〇二四 群衆の時代としての二〇一〇年代/「素人の乱」からSEALDs へ/東アジアの「群衆の政治」の広がり/「群衆の政治」の終わり?/「群衆の政治」の変容/プロテスト・レイヴとパレスチナ支援運動/抗議運動の多様化──ウォーターメロン・アライアンス/さらに多様化する社会運動のアクター/グローバル化する「素人の乱」/マヌケが世界を変える?/アジアのなかの松本哉/トランスナショナルな交流の場の創出──なんとかBAR、マヌケ宿泊所、NO LIMIT/版画を通じた東アジアのネットワークの広がり──IRAとA3BC/二〇二四年の「だめ連」/地方へ/都市を離れて/隙間を失いつつある東京 /「ストリートの思想」はどこにいくのか? 「ストリートの思想」を知るためのブックガイド 毛利嘉孝 ( もうり・よしたか ) 毛利 嘉孝(もうり・よしたか):1963年、長崎県生まれ。専攻は、社会学・文化研究・メディア論。京都大学経済学部卒業。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにてPh.D.(sociology)を取得。九州大学助教授などを経て、東京芸術大学大学院国際芸術創造研究科教授。主な著書に、『カルチュラル・スタディーズ入門』(ちくま新書)、『バンクシー』(光文社新書)がある。
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青春と変態
¥770
笑いと感動と、そしてやっぱり 涙の本格小説。 ――松蔭浩之 著者の芸術活動の最初期にありながら、会田哲学、セオリー、善悪、聖と俗の逆説、執拗なまでの観察力と巧みな描写技法など、天性の画家ならではの表現が既に完成された小説であり、確信犯の犯行声明ならぬ、美術家・会田誠の制作のプロットであり予告であった。本作品の単行本刊行に大きく関わった松蔭浩之氏の書籍化までを追った回想的解説文を付す。 会田誠 ( あいだ・まこと ) 1965年新潟県生まれ。東京藝術大学大学院修了。美術家。ミヅマアートギャラリーでの個展を中心に国内外で活動。絵画のみならず、写真、立体、パフォーマンス、インスタレーション、小説、漫画など表現領域は多岐にわたる。著書に漫画『ミュータント花子』(ABC出版)、エッセイ集『カリコリせんとや生まれけむ』『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』(幻冬舎)、作品集『天才でごめんなさい』(青幻舎)などがある。
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さびしさについて
¥902
ひとりだから、できること ひとりをおそれる写真家と、 子どもが生まれた小説家による 10往復の手紙のやりとり。 「折々のことば」にも取り上げられた自主制作本を文庫化。 母のこと、子どものこと、文章を書くこと、社会のこと、戦争のこと、過ぎ去った日々のこと。近所に住む写真家と小説家が、ときに応答しながら、親密な手紙を交わす。気持ちよい正直さと、心地よい逡巡にあふれるやりとりが、いつしか読者の記憶を掘り起こしていく。完売した自主制作本に、あらたな2往復のやりとりを加える。 自主制作版解説 武田砂鉄 文庫版解説 O JUN 目次 滝口さんへ 往復書簡をやりませんか? 一子さんへ 絵を習っていた話 滝口さんへ チャイルドシートを外した日 一子さんへ 思うようにならないこと 滝口さんへ 離ればなれになる道 一子さんへ 凡庸な感慨 滝口さんへ さびしさについて 一子さんへ 「み」の距離 滝口さんへ 誰かと一緒に生きること 一子さんへ 子ども?フ性別 滝口さんへ 最後に会ったのはいつですか 一子さんへ 家事について 滝口さんへ 母の言葉 一子さんへ 誰かに思い出される 滝口さんへ 誰かについて書くこと 一子さんへ ひとりになること 滝口さんへ いちこがんばれ 一子さんへ 愛は時間がかかる 滝口さんへ ひとりは、わるいものじゃないですね 一子さんへ 生活 植本一子 ( うえもと・いちこ ) 植本 一子(うえもと・いちこ):1984年、広島県生まれ。2003年、キヤノン写真新世紀で荒木経惟より優秀賞を受賞し、写真家としてのキャリアをスタート。2013年より下北沢に自然光を使った写真館「天然スタジオ」を立ち上げ、一般家庭の記念撮影をライフワークとしている。主な著作に『かなわない』(タバブックス)、『家族最初の日』(ちくま文庫)など。 滝口悠生 ( たきぐち・ゆうしょう ) 滝口 悠生(たきぐち・ゆうしょう):小説家。1982年、東京都八丈島生まれ。埼玉県で育つ。2016年、「死んでいない者」で第154回芥川龍之介賞を受賞。主な著作に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中(アイオワ日記)』『長い一日』『水平線』などがある。
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はたらかないで、たらふく食べたい
¥968
【当店 ベストセラー】 大杉栄、伊藤野枝、幸徳秋水、はたまた徳川吉宗、一遍上人、あまたの思想、歴史、芸術から今を生き抜くあたらしい論理を構築。アナキズム研究のかたわら合コンも恋愛もあきらめない、非労働系男子のたたかいの日々に、溜飲が下がる爆笑痛快現代社会論。文庫化にあたり「あまり働かない」をテーマにした書下ろし増補。 目次 キリギリスとアリ―はたらくこと馬車馬のごとく、あそぶこと山猿のごとし 切りとれ、この祈る耳を―耳切り一団 3・11になにをしていたか?―とうとう江戸の歴史が終わった 豚小屋に火を放て―伊藤野枝の矛盾恋愛論 甘藷の論理―うまい、うますぎる! 地獄へ堕ちろ―ヘイトスピーチか、それともスラムの念仏か 他人の迷惑かえりみず―心得としての高野長英 お寺の縁側でタバコをふかす―大逆事件を旅してみれば 豚の足でもなめやがれ―もののあはれとはなにか? 大杉栄との出会い―赤ん坊はけっして泣きやまない ヘソのない人間たち―夢をみながら現実をあるく 反人間的考察―歴史教科書としての『イングロリアス・バスターズ』 豚の女はピイピイとわめく―老荘思想の女性観 だまってトイレをつまらせろ―船本洲治のサボタージュ論 シカ人間の精神―危機のときほど、遊んでしまえ 魂をたがやすな―超絶!悶絶!沖縄旅行 はたらく女性は、方向音痴―地図はなくても歩いてゆける ほどこしをしたら、こん棒でうて―プレゼントの思想 栗原康 ( くりはら・やすし ) 1979年埼玉県生まれ。東北芸術工科大学非常勤講師。専門はアナキズム研究。著書に『大杉栄伝 ―― 永遠のアナキズム』(夜光社)、『はたらかないで、たらふく食べたい ――「生の負債」からの解放宣言』(タバブックス)、『村に火をつけ、白痴になれ ―― 伊藤野枝伝』(岩波書店)、『現代暴力論 ――「あばれる力」を取り戻す』(角川新書)、『死してなお踊れ ――一遍上人伝』(河出書房新社)、『菊とギロチン ―― やるならいましかねえ、いつだっていましかねえ』(タバブックス)、『何ものにも縛られないための政治学 ―― 権力の脱構成』(KADOKAWA)など。
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増補 シミュレーショニズム ——ハウスミュージックと盗用芸術
¥1,540
恐れることはない、とにかく「盗め!」世界はそれを手当たり次第にサンプリングし、ずたずたにカットアップし、飽くことなくリミックスするために転がっている素材のようなものだ―「作家」と「作品」という概念およびその成立の正当な基盤とされる歴史性と美学、ひいては「近代」の起源そのものの捏造性を看破、無限に加速される批評言語の徹底的実践とともに、まったく新たな世界認識のセオリーを呈示し、その後のアート、カルチャーシーンに圧倒的な影響を与えた名著。「講義篇」増補を含む。 目次 ー01 シミュレーショニズム 講義篇 00 シミュラクルの戦略(シミュラクルの戦略 サンプリング ほか) 01 シミュレーション・アート(非整数次元の芸術 サンプリング・アート ほか) 02 ハウスミュージック(ハウスミュージック サンプリング/カットアップ/リミックス ほか) 03 ポスト・ヤルタ体制下の反美学(マシーン・エイジ ポップの死滅 ほか)
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アンビエント・ドライヴァー
¥858
はっぴいえんど、ティン・パン・アレー、YMO…。日本のポップ・シーンで著者はさまざまな花を咲かせた。アンビエントの海を漂い、ふたたび陸に上がり、なおも進化しつづける自己省察。著者の、自然観、人生観、音楽観などの伝わるエッセイ集。 細野晴臣 1947年東京生まれ。音楽家。69年"エイプリル・フール"でプロデビュー。70年"はっぴいえんど"結成。73年ソロ活動を開始。同時に"ティン・パン・アレー"としても活動。78年、坂本龍一、高橋幸宏とともに"イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)"を結成。YMO散開後は、ワールド・ミュージック、アンビエント・ミュージックを探求。近年は、作曲やプロデュース、ライブ活動など多岐にわたり活動。平成19年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
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孤独への道は愛で敷き詰められている
¥1,760
アラフォーの柳田譲の前に現れた三人の女との出会いと別れ。愛を求め、また与えようとして却って孤独へと突き進んでしまう魂の悲哀を描く太宰治賞受賞後第一作! 西村 亨(にしむら・りょう):1977年鹿児島県生まれ。東京都在住。鹿児島県立鹿児島水産高等学校卒業。2023年、「自分以外全員他人」で第39回太宰治賞受賞。同年、南日本文化賞奨励賞を受賞。
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世の人
¥1,870
「三回目の逮捕の後、もう本当にダメかも知れない、という気持ちと、確実になった刑務所生活を一秒でも短くしたいという気持ちから、ダルクに通所することにした。アルバイトとダルクを両立させていること(社会生活に問題がなく薬物依存を認めその治療にあたっていること)、家族、友人との関係が良好であること(社会的な受け皿があること)が、裁判において有利に働くらしいということをプッシャーの友人に教えてもらったからだった。」(本文より) 引いても押しても地獄ならってとことん逃げて、でもこんなところにたどり着かなくてもいいやんなあ。 目次 ダルク体験記 土井さん へらずぐち 世の人 中 糸糸糸 道の店 「ただいま」 肉食べる? マリヲくんまた 熱海 向こう岸 マリヲ (マリヲ) (著) 1985年、大阪府生まれ。本名・細谷淳。阪急淡路駅近くの自転車店・タラウマラを2022年いっぱいで退職。ラッパー。
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【カセットテープ】乾杯 - 八ノ字
¥1,000
八ノ字 1st single「乾杯」 A - 愛すべきは B - 邪魔するな 八ノ字の記念すべき1st Singleがカセットテープに。 ジャケット裏に各曲の歌詞を収録しています。 Rec, Mix, Mastering by 島崎啓太 Album Artwork by みつながさきほ Searchin' for fun Records
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【レコード】Qantikala - MuchaMuchaM
¥4,400
SOLD OUT
Qantikala - MuchaMuchaM(LP Vinyl) A1 Pulau 2:01 A2 Bing Long Moon 3:00 A3 Mai Pen Rai 3:32 A4 Ping Pong Palm 2:48 A5 Onsen Moku Moku 1:48 A6 Asadoya Yunta 2:00 B1 Cham Cham Club 3:26 B2 Sama Sama 2:57 B3 Riango Pongo 3:19 B4 Mapania 2:16 B5 Kalavinka 3:36 4400円(taxin) レーベル:Special 10 Records 型番:SP10-004 年:2024 発売日:7/31 ■キャッチコピー 先行7inchは即完売!DJ KOCO aka SHIMOKITAプレイのメロウ台湾ブレイクス"Bing Long Moon"収録のMuchaMuchaM 1stアルバムが待望のLP化!福岡のインディーソウルレーベルSpecial 10 Records第四弾リリース! ■作品紹介 2024年3月に先行7inchと配信アルバムをリリースし、本格的にベールを脱いだ福岡在住のアジアンエキゾバンドMuchaMuchaM(ムチャムチャム)。 本作"Qantikala"は、日本国内は勿論のこと、海外でも話題を呼んでいる。安里屋ユンタカヴァーA6をはじめとする日本とアジアの伝統的な音楽に由来するメロウ楽曲と、LIVEでも盛り上がりをみせるA-3やB-1のような反転してダンス楽曲のモダンさのバランスが、1stアルバムとは思えない作品の完成度を裏付ける。 全曲インストゥルメンタルながらも"唄心"あるギターの音色は、どこか懐かしさを感じさせ、ある時は沖縄の海辺へ。ある時はバンコクの雑踏へ。ある時はマレー島のジャングルへと聴く者を誘う。 MuchaMuchaMを主宰するShogo Satoによるアナログリマスタリングと、福岡を拠点とするイラストレーターTOYAMEGによるジャケットの表裏イラストにも着目して欲しい。
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第七の男
¥3,080
ジョン・バージャー(1926-2017)──小説家であり、美術批評家、ジャーナリスト、詩人でもあった20世紀英国文学における孤高の"ストーリーテラー"が、今から50年前に放った鮮烈なドキュメンタリー。欧州の移民問題を扱い、新自由主義経済の暴力の核心に迫った伝説的「告発の書」、待望の初訳! 最も政治的で、最も先鋭的で、 最も激しい告発をもって、 最も気高い人間性を証明する。 ジョン・バージャー。 私たちが最も長く愛する作家 。 ──キム・ソヨン (詩人/『数学者の朝』『一文字の辞典』ほか) ジョン・バージャーは、わたしが親密な繋がりを感じる作家のひとりです。 彼の作品は、美と政治の双方に深く関わっているからです。 ──レベッカ・ソルニット (作家・批評家/『ウォークス』『オーウェルの薔薇』ほか) 文章をもって世界の見方を 一変させてしまう作家は数少ない。 バージャーは、そのひとりだ。 ──ジャーヴィス・コッカー (音楽家) バージャーの作品には、 愛と、芸術と、政治と歴史をめぐる洞察が つねに折り重ねられている。 ──アリ・スミス (作家/『春・夏・秋・冬』4部作、『両方になる』ほか) 現代英文学において、 バージャーは比類なき存在だ。 ロレンス以降、わたしたちの感覚世界に これほど配慮しながら、良心をめぐる重大事に 応答した作家はいない。 ──スーザン・ソンタグ (作家・批評家) バージャーのおかげで、世界は住みよくなった。 ──アルンダティ・ロイ (作家/『小さきものたちの神』『帝国を壊すために』ほか) ジョン・バージャー(著)ジャン・モア(写真)金 聖源(翻訳)若林恵(翻訳) 発行:黒鳥社
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『忘れられた日本人』をひらく 宮本常一と「世間」のデモクラシー
¥1,760
政治学者・畑中さんと編集者・若林さんによる、「忘れられた日本人」をめぐる再読の旅。 民主主義ってなんだろう、本当に実在するんだろうかと思っている人にいったん読んでもらいたい。僕たちの社会の中にある民主主義の亜形態のようなものを発見できるかもしれない。 --- 宮本常一は民主主義の理論家だ!──宇野重規(政治学者) 不世出の民俗学者・宮本常一の主著のひとつであり、今なお愛され読み継がれる『忘れられた日本人』。そこに描かれた日本人の姿を、ノスタルジアや復古主義に陥ることなく、グローバリズムとナショナリズムとが錯綜する21世紀の世界のなかにいかに価値づけ、その可能性をひらくことができるのか。民俗学者・畑中章宏と編集者・若林恵が、「忘れられた日本人」の新たな姿をさがす、寄り道だらけの対話篇。 『宮本常一:歴史は庶民がつくる』『感情の民俗学』(畑中章宏)と『実験の民主主義』(宇野重規+若林恵)の必読副読本!
2022年3月糸島市前原商店街にオープン予定の4畳半書店ABC。仕事と生活にまつわるエッセイ本、ZINE。地元若手作家によるリメイク服もあります。