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喫茶店のディスクール

¥1,870 税込

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京都・誠光社の話題の新刊。

いい仕事を、店をするというのは自分の夢のはずなのに、いつの間にか、「なんか違う」。

どうやったら表づらやお金だけの社会を脱出できるのか、と考えたくてこの本屋を始めたわけですが、最近はお客さんがどうやったら本を買ってくれるだろうかということばかり考えてしまっています。お店はどうしたってお金の問題から離れられないとわかってはいるものの、そうありたくないという静かな反抗はまだ終わらせたくありません。

そんなことを考えていたら、「喫茶店のディスクール」というタイトルだけでヒリヒリする本が出ました。いかにも哲学。ただし哲学抜きに語れなくなった潮流への決定的なアンチテーゼとなるでしょう。

以下、誠光社による紹介文です。
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われわれは一体誰と契約をしているのか?
SNSとグルメサイト、クラウンドファンディングとポイントカードに骨抜きにされた消費者万能の暗黒時代に模索する「いい店」の条件。自身の迷走を振り返りつつ、犬の目線で語る、経済、仕事、メディアにコミュニティ。金言だらけの与太話再び。

京都出身の焙煎人であり、京都[KAFE工船]、倉敷[カフェゲバ]などのカフェを営む著者が、街場の語り口で考える、この時代いかにして「いいお店」が成立するか。

情報消費、権威主義、労働者と消費者の物象化と疎外、シェアという名の労働力搾取まで、昨今の小商いにまで侵食する不可解な現象を、社会契約論にまでさかのぼり、共有地、贈与、ローカルなど広範囲にわたるキーワードとともに考察した、痛快かつ深い喫茶・小商い論。

著・オオヤミノル
1967年京都生まれ。焙煎家。

オオヤコーヒー焙煎所・KAFE工船・Cafe gewa・白浜STAND等運営。日本におけるコーヒーのオールドスクールが現在の世界的コーヒームーブメントの祖と考える。
ナショナリスト嫌い、超越主義者嫌い、自身の体型に無頓着な人嫌い、恥をかけない人大嫌い、マイノリティを利益とする人嫌い、無知でも良いと考える人大嫌い、名前通りの味でない食物嫌い、笑えない事柄大嫌い、にて現在に至る。

堀部篤史
京都市左京区出身。1996年、恵文社一乗寺店にアルバイトスタッフとして勤め始め、2002年より店長を務める。2015年同店を退社、独立し、同年11月京都市上京区河原町丸太町の路地裏にて「誠光社」をオープン。大手取次を介さず、出版社と直取引や、少取次を利用し商品構成をする、新刊書店の新たなビジネスモデルを模索する。著書に『街を変える小さな店』(京阪神エルマガジン社)、『90年代のこと』(夏葉社)ほか。
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予約:この本は2月上旬発売予定です。1月末まで予約を受け付けいたします。発売後は予約状況によって通常販売します。

発送:入荷次第発送/お渡しいたします。

ご予約お待ちしております。

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